夏風邪

ヘルパンギーナ

乳幼児の間で流行しやすい夏風邪の一種です。38度から40度の高熱が2・3日続き、喉の奥に小さな水ぶくれができますが、この水ぶくれが痛く、飲んだり食べたりすることが出来なくなることもあり、脱水症も心配されます。ところが、特効薬はなく、喉の痛みや熱を抑える薬(解熱鎮痛剤)を使う治療が中心です。

家庭での看病は、何日も高熱が続きますが、解熱剤を使いすぎないようにすることが基本で、薄着にして涼しくします。喉の痛みが強いため、食欲がなくなりますが、水分を充分に摂るよう努力します。

子供の場合、学校伝染病に指定されていますから、「主な症状がなくなってから2日間」は保育園・幼稚園・学校に行くことが出来ません。また、ヘルパンギーナをおこすウィルスは、コックサキーウィルスA群・B群、エコーウィルスなどが多数あり、何度でもかかります。

このヘルパンギーナのほかにも、高熱が出る夏風邪は「プール熱」などがあります。どちらも中枢神経の中に入り込みやすい性質があり、髄膜炎を引き起こすことがあり、注意が必要です。